ビジャレアルCFのロベール・ピレスはチームメートに対し、UEFAヨーロッパリーグの決勝トーナメント進出への可能性を失わないためにも、「より速くプレー」し、ゴールを入れ始めないといけないと語った。
3連勝
元フランス代表のベテランMFがダイレクトなアプローチを重視する背景には、敵地ローマでSSラツィオに敗れた第3節がある。マツザレムが退場処分を受けた後、試合終了までの22分間を10人で戦ったラツィオが、後半ロスタイムにトンマーゾ・ロッキが決勝点を挙げて2-1と競り勝った。「あと3試合残っている。この大会に残りたければ、その全てに勝たなければならない」とピレスは語った。5日に行われる第4節では、ビジャレアルがビアンコセレスティ(ラツィオの愛称)をホームに迎える。「ラツィオを倒せば、この先も勝ち続けられるという自信が手に入るはずだ」
監督交代の影響を否定
ローマでラツィオに敗れたビジャレアルは、グループGの3試合を終えて勝ち点3の3位から抜け出せなかった。しかし、その後のスペイン・リーガでは調子が上向いており、マラガCFに2-1、CDテネリフェには5-0と地元エル・マドリガルで連勝。ついに最下位からの脱出にも成功し、少しずつ自信を取り戻しつつある。「今年は国内でも欧州でも運に恵まれず、良いプレーが結果に結びついていないかった」とピレスは続ける。大成功を収めたマヌエル・ペレグリーニ前監督がレアル・マドリーCFに移り、新たにエルネスト・バルベルデ監督を迎え入れた今夏の監督交代についても、低迷の直接的な原因ではないという。「うちは何も変わっていない。選手も同じなら、練習メニューも同じだが、一旦悪循環に陥ると抜け出すのが難しい。それでもチームには、この苦境を乗り越える力があると思う」
不意打ち
第3節でのビジャレアルは、10分までに5度の決定機を迎える素晴らしい立ち上がりを見せた。ところが、ニウマールを筆頭にゴールが決まらないまま、初めて反撃に転じたラツィオの鋭いカウンターを浴び、マウロ・サラテに先制ゴールを奪われることに。「確かに内容はとても良かった。多くのチャンスも作ったが、サッカーとはこういうもの」とピレス。「チャンスを無駄にしていれば、試合に勝つのは困難になる。最後は引き分けを狙い、ボールをキープすべきだった」
「試合に終止符を打つゴール」
かつてアーセナルFCで活躍したゲームメーカーは、セバスティアン・エグレンが敵地スタディオ・オリンピコで決めた同点ゴールの余韻に浸ってはいない。イエロー・サブマリン(ビジャレアルの愛称)の見事な連係が生んだこのゴールは、ほぼ全選手が参加したパス交換から決まった鮮やかな一撃だった。「素晴らしいゴールだったが、それで試合に勝ったわけじゃない」と36歳のMFは語った。「全員でより激しい練習に取り組み、確実にネットを揺らさなければ。時には試合に終止符を打つゴールが必要になる。パスの数を減らして、一気にゴールを狙うことも大切だ」
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