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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 禅や「わびさび」といった日本の美意識に魅せられ、来日した海外勢にはたまらなかったのではないか。東京コレクション4日目の22日、日本の伝統美を現代の衣服に採り入れようとするショーが続いた。 「まとふ」が見せたのは茶室に見立てたフロアで、焼き物の織部をモチーフにした作品の数々。鳥がさえずり、水禽窟(すいきんくつ)に滴る水音が響く中、しばし茶の湯の世界に引き込まれた。 5年前のデビュー時から慶長期(安土桃山~江戸初期)の美をテーマにコレクションを展開してきた「まとふ」。この時期の代表的陶器である織部は、千利休によるそれまでのストイックでミニマムなスタイルから脱し、遊び心あふれる斬新なものだった。 今回のピースは陶器の釉薬(ゆうやく)をイメージする緑色が中心カラー。銅が自然にさびてできる緑青から染料を抽出し、竹色の優しいグリーンで幾何学模様をプリントしたドレスや、スカートに仕上げた。多くはアシンメトリーになっており、織部の茶わんのゆがみを表現した。これまでになくスポーティーでフレッシュな印象だ。 「心地よい緊張感の中で亭主と客が共に楽しむ『茶の湯』のように、見ている人も着ている人も明るく楽しくなるような遊び心を表現したかった」と、デザイナーの堀畑裕之と関口真希子。 一方、今回が2回目となるアライサラも、「響」をテーマに京友禅やぼかしの技法を用いた生地を現代風にアレンジした。 絽(ろ)や紗(しゃ)の反物を洋服の幅に特別に仕立て、風の音をイメージさせる軽やかなスカートにと転化。すそがなびく様は、その柔らな余韻を伝えているかのよう。モノトーンの中に差し色として効かせた淡いブルーは水の音か。 「一枚の服がお客様に届き、着ていただくことで空間が変わっていくさまは、まさに響です」と荒井沙羅。 東京コレクションの事務局によると、今回はそれまでを上回る200人超の海外プレスが登録している。これらのショーでは、身を乗り出して素材などを確かめようとする姿が目立った。 この日はこのほか、ベテランのユキ・トリイ、初参加のジャズカッツなど全10ブランドが作品を発表した。 (アサヒ・コム編集部 柏木友紀 写真は大原広和氏) PR
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