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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 秋の到来とともに、キッズファッションにも新風が吹き始めた。1日から3日間、バイヤー向けの二つの子供服合同展示会が同時期に東京で開かれた。いずれも初開催で、クリエーターと販売側が多数集まり、直接話し合う機会はこれまで例がないという。展示方法の工夫や、服以外の関連グッズなどの出品も含め、親子で楽しむ夢のあるライフスタイルを提案している。 天井からは魚のモビールが下がり、小花模様の壁紙を張った子供部屋やカフェスペースも。東京・恵比寿で開かれた展示会「プレイタイム」は、遊び心いっぱいの空間だった。 ヨーロッパ、米国、アジアなど、国内外から新進気鋭の約70ブランドが出展、子供服を中心におもちゃや絵本、キッズインテリアに至るまで、ファッションで子供の世界観を伝えようという試みだ。 3年前にパリで始まった同名の展示会の東京版。パリでは約250ブランドが参加している。「子供の生活全般でインスピレーションを感じてもらえる機会にしたい。ファッションに敏感な層から、子供の周辺の品々の要望は増えている」と主催元のセバスチャン・ド・ユッテン氏。 フランスの「リザ・コーン」は、上質のコットンに花柄プリントを施し、共布でバッグや靴、スカーフも合わせた=写真[1]。「汚してはいけないお出かけ着でなく、動きやすく子供自身も気に入ることが条件」とコーン。友人の要望でボーイズも始めた=同[2]。 山井孝が手がける「アンド ローズ」は、パリで9年間レディースのショップを開いていた経験を生かし、フランスのエスプリが薫るエレガントなライン。ベージュやスモーキーピンクといった優しい色合いが特徴だ。コクーンのフォルムが大人顔負けのサマーコート=同[3]=は何とも上品。 「シンプルでも、ギャザーやパイピングなどディテールに凝ったクラシックなものを作り続けたい」と山井。日本と欧州の子供服の違いは色使いにあるらしい。パリではナチュラルな中間色が好まれるが、日本では赤や青など鮮やかな色が目立つという。 ハンドメードの風合いを残したパッチワークが目をひく日本の「ワッフリッシュワッフル」は、パリの「プレイタイム」にも過去に2度出展している。パリでの出会いがきっかけとなり、秋からイタリアや米国など14カ国で展開するという。 デジタルプリントを施した切りっぱなしのモチーフをつなげ、シフォンや水玉を重ねたワンピース=同[4]=は、高原などのリゾート地にぴったり。レディースサイズも展開しており、母娘でのコーディネートもおしゃれだ。 会期中、地方も含め小売店や百貨店のバイヤーら予想を上回る1千人超が訪れた。日本側事務局の坂口慶之助さんは「フランスやベルギーでは出生率が向上し、子供服への新規参入も増えている。日本にも新しい商材が入ることで、冷え込んだ消費に光が見えるかもしれない」と期待する。来年2月の次回開催も決定した。 東京・青山で同時期に開かれたのが展示会「ミックスジュース」。国内を中心に約30ブランドが出展、Tシャツやヘルメットの専門店などもあり、ポップな雰囲気だ。 女の子の好きなものを集めたという「スイートルーム」は、おしゃまな女の子向けのブランド。この秋冬のテーマは“ロンドン”で、甘さの中にも、レザーのライダーズジャケットや編み上げブーツなどのロックテイストを利かせている。「大人の世界のトレンドや感性をそのまま感じられる点が好評です。コーディネートの面白さを提案したい」という。 来月、フランスのリヨンにショップがオープンする「ゾジヲ」では、コットンジャージーのワンピースが人気。デザイナーのテベノン昌代は2年前に音楽家から転向した。 両会場とも、小売店が注文を入れる様子も見られ、これまで販路の定まらなかったデザイナー側と、オリジナル商品を求める流通、販売側をまずは結ぼうという狙いは当たったように見える。レディースからキッズを始めるブランドが多いこともあり、親子でセンスを共有するスタイルが今後は定着しそうだ。(柏木友紀) PR
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